オーストラリアのワーホリでカフェバイト|最低時給・税金・ビザのルール
- 2026年7月からの最低賃金は時給26.44豪ドル
- ワーホリビザでは、同じ雇用主で働けるのは最長6か月
- 税金は年45,000豪ドルまで15%(登録した雇用主の場合)と、帰国後のスーパーの受け取り
オーストラリアのワーキングホリデーで、カフェは人気のバイト先のひとつです。ただ、時給・税金・ビザのルールは日本と大きく違います。この記事では、働く前に知っておきたいお金とルールを、オーストラリア政府の公式情報をもとにまとめました。
ビザや税金のルールは変わることがあります。申請や手続きの前に、必ず公式サイトで最新の情報を確認してください(2026年10月時点の情報です)。
結論:時給・期間・税金の3つを押さえる
- 最低賃金:2026年7月1日から時給26.44豪ドル(週38時間で1,004.90豪ドル)
- 働ける期間:同じ雇用主のもとで働けるのは最長6か月(例外あり)
- 税金:ワーホリの人は、年45,000豪ドルまで15%(雇用主がワーホリ雇用主として登録している場合)
ワーホリビザ(サブクラス417)の基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 18〜30歳(日本国籍の場合) |
| 滞在期間 | 入国から12か月 |
| 同じ雇用主で働ける期間 | 最長6か月(ビザ条件8547)。条件によっては延長の許可を申請できる |
| 2年目のビザ | 指定された仕事(農業・漁業・建設など)を3か月以上すると申請できる |
| 資金の目安 | 5,000豪ドル相当の貯金と、帰りの航空券(またはその費用) |
| 申請料 | 毎年7月などに改定されることがあるため、オーストラリア内務省の料金表で確認 |
出典:オーストラリア内務省、外務省、オーストラリア政府観光局の情報をもとに当サイトで整理。
カフェで働く場合に特に大事なのが「同じ雇用主で最長6か月」のルールです。気に入ったお店でも、6か月をこえて同じ雇用主のもとで働くには許可が必要になります。
時給:最低賃金は26.44豪ドル
オーストラリアの最低賃金は、毎年 Fair Work Commission(公正労働委員会)が見直します。2026年の見直しで、次のように決まりました。
| 項目 | 2026年7月1日から |
|---|---|
| 全国最低賃金(時給) | 26.44豪ドル |
| 全国最低賃金(週38時間) | 1,004.90豪ドル |
| アワード(業種ごとの最低賃金) | 4.75%引き上げ |
カフェやレストランの時給は、多くの場合、業種ごとの取り決め(アワード)で決まります。ポジションや年齢、曜日や時間帯で変わるので、実際の金額は Fair Work Ombudsman の Pay Calculator で確認しましょう。
また、アワードなどの対象外で働くカジュアル(臨時雇用)の人には、最低賃金に25%の上乗せ(カジュアルローディング)があります。
税金とスーパー(年金)
- TFN(タックス・ファイル・ナンバー):働くなら必要です。ワーホリのビザがあればオンラインで申請できます。
- 税率:ワーホリ雇用主として登録している雇用主なら、年45,000豪ドルまでは15%。登録していない雇用主の場合は、30%からの非居住者の税率になります。
- スーパー:雇用主はあなたのためにスーパー(年金)を払う必要があります。帰国後に DASP という手続きで受け取れますが、ワーホリの人のDASPには65%の税金がかかります。
| 年間の課税所得(2025–26年度) | ワーホリの税金 |
|---|---|
| 0〜45,000豪ドル | 1豪ドルにつき15セント(15%) |
| 45,001〜135,000豪ドル | 6,750豪ドル+45,000豪ドルをこえた分の30% |
出典:オーストラリア国税庁(ATO)。135,001豪ドル以上の区分は省略。
カフェの仕事を見つけるまで
- 英語の履歴書(レジュメ)を用意する:日本でのアルバイト経験も、接客経験として書けます。
- お店に直接持っていく・求人サイトで探す:忙しい時間帯をさけて、店長がいるかを聞いてから渡すと話を聞いてもらいやすくなります。
- 注文の英語に慣れておく:面接やトライアルで一番困るのが、早口の注文の聞き取りです。メニューの言い方はオーストラリアのカフェ英語にまとめています。
カイガイバイトは、海外のカフェで店員になって、お客さんの英語の注文をレジに打ちこむ無料のゲームです。
▶ ゲームで練習するよくある質問
ワーホリで同じカフェにずっと働けますか?
同じ雇用主のもとで働けるのは最長6か月です(ビザ条件8547)。6か月をこえて働きたい場合は、条件を満たせば、最初の6か月が終わる前に延長の許可を申請できます(オーストラリア内務省)。
最低時給は日本円でいくら?
2026年7月からの全国最低賃金は時給26.44豪ドルです。円に直した金額は為替レートで毎日変わるため、出発前に最新のレートで計算してください。
ワーホリの税金はいつも15%ですか?
雇用主がワーホリ雇用主として登録している場合、年45,000豪ドルまでが15%です。登録していない雇用主の場合は、30%からの非居住者の税率が使われます(オーストラリア国税庁)。
出典
- Fair Work Commission「Annual Wage Review 2026 – Announcement of Decision」
- Fair Work Commission「The national minimum wage」(カジュアルローディング25%)
- オーストラリア内務省「Work longer than 6 months with one employer」
- オーストラリア内務省「First Working Holiday visa (subclass 417)」
- オーストラリア内務省「Working Holiday Maker (WHM) program」
- オーストラリア政府観光局「ワーキングホリデービザ(サブクラス417)の申請方法」
- 外務省「ワーキング・ホリデー制度」
- オーストラリア国税庁(ATO)「Tax rates – working holiday makers」
- オーストラリア国税庁(ATO)「Working holiday makers」